生産者一覧

熊本県 阿蘇市黒川

株式会社阿蘇ローズベリー香園

70歳にして、何か阿蘇の地を盛り上げる事業をと、様々模索した中で、阿蘇高原の最良な「日照環境」、 そして、高地による害虫被害の少なさ、清流に恵まれた水源環境を踏まえつつ、そして、何よりもご年配の方でも実践が可能な「軽くて、付加価値の高い農業」を研究された結果、「薔薇」栽培に可能性を感じて、薔薇農家の道を切り開くことを決意。 そして、すぐに行動開始。なんと、全国の薔薇農園を見学するため旅に出られ、自分の眼、鼻、そして「舌」であらゆる「薔薇」を食べて歩いたという。北は北海道から、南は鹿児島まで、その数なんど300種類を超えているという「驚異の情熱と行動力」。 その中から、何度も栽培の試行錯誤を繰り返して、最終的に厳選された30種程度の栽培に今、全ての情熱を注がれている。 なぜ、火山灰の街「阿蘇」で薔薇栽培なのか?と疑問をお持ちになる方も多々いらっしゃると思うが、薔薇栽培に必要な環境である「気温」「土」「日照」「水」「虫」「病気」などからみた場合に、実は、阿蘇は「薔薇栽培」に最適であることを見つけ出した。まず、土。薔薇が嫌う「酸性土壌」ではなくて 「中性土壌」。日本を代表する「水の里」として豊富な「水源」。 そして、何よりも高冷地のため「害虫」問題が少ないことと、日照環境の確保に最適という「薔薇栽培」にとっては夢のような環境。 そして、この地の利をいかした無農薬農法による高品質な薔薇栽培開始へ。努力の甲斐あって、見事、熊本県で唯一の「JAS認定の薔薇農園」に!

大分県 臼杵市野津町亀甲

株式会社むらおかファーム

むらおかファームは安心な食材、農産物を多くの人々にお届けしたいという思いで設立しました。 もともとは、本ファームの母体である「有限会社むらおか」という会社を立ち上げたことがきっかけです。農産物卸青果業として1996年に創業した「むらおか」は全国各地の有機栽培生産者と新鮮で安心して食べたいと願うお客様とをつなぐことが使命でした。 しかし、昨今の農業者高齢化や産地の衰退など様変わりする農業生産環境を目の当たりにし、自社での生産を始めようと思い立ちました。 当初は大分県宇佐市の「株式会社安心院オーガニックファーム」の創業(2013年)に関わることで農業事業を開始し、その後同ファームの臼杵事業所を継承(2018年)、そして、「株式会社むらおかファーム」として臼杵市野津に改めて農業法人(農地所有適格法人)を設立(2020年)いたしました。 本ファームの特徴は有機JAS認定を受けた有機圃場約4haで1年を通じてお客様のニーズにわせた多品目栽培ができる事です。また、「むらおか」と連携していますのでダイレクトにマーケットにつながっていることも大きな強みです。 ただ、生産事業での大きな課題なのが人材確保です。そこで、弊社ではベトナムの技能実習生、および特定技能実習生を積極的に受け入れ日本人とベトナム人が融合した農場を作りたいと思っています。近い将来、弊社で農業技術を習得したベトナム実習生と共にベトナム国で農場を作りあげることを目標にしています。 なぜなら、これからの農業は日本国内だけでなくアジア圏内で生産活動や販売活動をすべきだと感じているからです。 まだまだ、小さな農園ですが、少し未来に向けて取り組んでまいりたいと思います。